
皆さんこんにちは!
株式会社九州WELD、更新担当の富山です。
目次
今回は、溶接の現場で働く私たちが絶対に守っている安全対策について、実際の現場目線で詳しくご紹介します。
溶接という作業は、一見「鉄と鉄をくっつけるだけ」のように思われがちですが、実際には高温、強光、火花、有害ガスなど、命にかかわる危険が潜んでいます。
だからこそ、私たちは**「慣れた作業ほど油断せず」「当たり前を徹底する」**ことを大切にしています。
溶接作業は“準備段階”が勝負。経験豊富な職人ほど、このチェックを丁寧に行います。
溶接機のコードが傷んでいないか?
トーチの先端やノズルに異物はないか?
ガスボンベはしっかり固定され、ガス漏れがないか?
こうした点検を怠ると、感電・爆発・火災といった大事故の原因になります。特に可燃性ガスを使うTIG溶接やアーク溶接では、毎日細かな確認が欠かせません。
溶接作業では、「身体を守る装備」が命綱です。
遮光面(ゴーグル)で目を守る
革手袋・耐火エプロンで火傷や切創から守る
革製安全靴で高温の金属片から足を守る
ヘルメットで落下物対策
さらに綿100%の作業着も鉄則(化学繊維は燃えやすい!)
**“装備をつけずに現場に立つ=無免許で高速道路を運転するようなもの”**という意識が、現場では常識です。
現場での安全は、一人ひとりの行動の積み重ねで守られています。
溶接中に飛ぶ火花やスパッタ(溶けた金属の粒)は、数百度以上の高温。床に落ちた布、木材、紙類などに触れれば一瞬で火災が起きる可能性があります。
そのため、作業前に必ず
周囲の可燃物を撤去
難燃シートを設置
消火器の準備
火気厳禁区域を徹底
といったルールを守ります。
溶接時には「ヒューム」と呼ばれる金属の蒸気やガスが発生します。これらを長時間吸い続けると**健康被害(肺疾患、頭痛、慢性疲労など)**につながります。
屋内では換気装置・局所排気装置を常時稼働
屋外でも風向きを読み、風下での作業を避ける
必要に応じて防じんマスクや有機ガスマスクの着用
溶接作業中は、“視界が狭くなる・集中しすぎる”ため、周囲の動きに気づきにくいのが特徴です。
だからこそ、現場では「声かけ」が命を守る手段です。
「これから火花飛ばします!」
「後ろに人います!」
「いま機材運びます!」
これらの一言が、大事故を防ぐ“最後の砦”になることも。
私たちは、「安全確認はルール」ではなく「文化」だと考えています。
ベテランも新人も関係なく、互いに声をかけ合い、確認し合うことで、事故ゼロの現場を目指しています。
毎朝のミーティングでは、ヒヤリ・ハット事例を共有したり、「こういう時どうした?」という振り返りを行い、常に“危険を見つける目”を養っています。
次回は【第6シリーズ】「溶接が支える産業と未来」。
「溶接って建設現場だけで使われてるんでしょ?」と思っている方、必見です。じつは、あなたが毎日使っているモノにも、溶接の技術が詰まっているかもしれませんよ!
次回もお楽しみに!
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