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月別アーカイブ: 2025年10月

株式会社九州WELDのよもやま話~第10回~

皆さんこんにちは!

 

福岡県北九州市を拠点に溶接工事・配管工事・製缶工事を行っている

株式会社九州WELD、更新担当の富山です。

 

 

 

🔧主要な溶接法の種類 ― 技術の選択が品質を決める

 

 

 

溶接は、金属同士を一体化させる重要な加工技術です。
建設、プラント、造船、車両、鉄骨など、さまざまな分野で用いられています。

一口に「溶接」といっても、その工法には多くの種類があり、
用途や材質、環境によって使い分けられています。
今回は、現場でよく用いられる主要な4つの溶接法を詳しくご紹介します。


⚡1. アーク溶接 ― 最も基本で汎用性の高い工法

 

アーク溶接は、電気のアーク放電によって発生する高温で金属を溶かし、
母材と溶接棒を一体化させる方法です。

🔹特徴

  • 比較的シンプルな設備で施工できる

  • 厚板から薄板まで幅広く対応可能

  • 鉄・ステンレス・鋼構造物など多用途

 

🔹現場での用途

鉄骨建方、タンク製作、配管溶接などに広く使用されています。
特に屋外や高所での施工にも強く、建築・プラント業界では主力の工法です。

熟練の職人が行うと、ビード(溶接跡)はまっすぐ美しく、
まるで一本の金属のように一体化します。
見た目の美しさは、品質の高さを象徴する部分でもあります。


🔥2. ガス溶接 ― 繊細な温度調整で仕上げる伝統工法

 

ガス溶接は、酸素とアセチレンを混合して燃焼させる炎で金属を溶かす方法です。
アーク溶接のように電気を使わず、柔らかな火で金属を接合します。

🔹特徴

  • 加熱温度のコントロールがしやすい

  • 鉄・銅・アルミなど多様な金属に対応

  • 薄板や細かい加工に適している

 

🔹現場での用途

自動車修理、配管の補修、精密部品の溶接など、繊細な作業に多く用いられます。
最近では、教育現場や小規模な金属加工業でも「溶接の基礎」として使われています。


💡3. レーザー溶接 ― 先端技術が生み出す高精度

 

レーザー溶接は、高出力のレーザー光を照射して金属を瞬間的に溶融し、接合する技術です。
近年、精密加工分野や自動車・電子機器の製造で急速に普及しています。

🔹特徴

  • 非常に高い精度と美しい仕上がり

  • 熱による歪みが少ない

  • 自動化・ロボット溶接との相性が良い

 

🔹現場での用途

溶接幅が狭く、スピードも速いため、精密部品・医療機器・電子部品などに最適です。
プラント業界でも、気密性が重要な箇所に部分的に導入されるケースが増えています。


⚙️4. 抵抗溶接 ― “点”でつなぐ高速・量産向け技術

 

抵抗溶接は、電流による抵抗熱で接合面を溶かし、圧力を加えて一体化させる工法です。
スポット溶接・シーム溶接などが代表的です。

🔹特徴

  • 加工スピードが速く、量産に向く

  • 自動化が容易で品質が安定

  • 薄板金属に適している

 

🔹現場での用途

自動車のボディ製造や家電製品の金属フレームなど、
“同じ形を大量に作る”製造現場で活躍しています。
人の技よりも「設備の制御技術」が品質を左右する工法です。


🧩それぞれの溶接法には“得意分野”がある

 

溶接法 特徴 主な用途
アーク溶接 強度・汎用性が高い 鉄骨・配管・プラント
ガス溶接 温度調整がしやすい 薄板・補修・教育
レーザー溶接 高精度・自動化対応 精密部品・電子機器
抵抗溶接 高速・量産向け 自動車・家電製造

🛠️ まとめ ― 技術の選択が品質を決める

 

溶接技術は、ただ「金属をくっつける」ものではありません。
構造物の安全性・耐久性・美しさを決める、非常に重要な工程です。

その現場、その材質、その目的に最も適した溶接法を選ぶことが、
高品質な製品づくりへの第一歩。

そして、どんな最新技術を用いても、
最後はやはり“職人の手と感覚”が仕上がりを左右します。

一つひとつの溶接に込められた技術と誇り――
それが、構造物を支える見えない力なのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

株式会社九州WELDでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

福岡県北九州市を拠点に溶接工事・配管工事・製缶工事を行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

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株式会社九州WELDのよもやま話~マンホール部の溶接~

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福岡県北九州市を拠点に溶接工事・配管工事・製缶工事を行っている

株式会社九州WELD、更新担当の富山です。

 

 

 

 

🧱タンクの顔 ― マンホール部の溶接工事

 

 

 

こちらは「タンクの顔」とも呼ばれる、タンクのマンホール部です。
人が出入りできる唯一の開口部であり、内部点検やメンテナンスの際には欠かせない部分です。
それだけに、精度・強度・仕上がりの全てにおいて高い技術が求められます。


🔧 熟練の溶接技術が支える“信頼の形”

 

マンホール部は、タンク本体との接合部に大きな応力がかかるため、
わずかな歪みや隙間も許されません。
写真でも分かるように、一つひとつの溶接ビードが美しく、
均一なピッチで並んでいます。

この美しいラインこそ、熟練職人の技の証。
見た目の仕上がりだけでなく、内部の密着性・強度・気密性まで計算された
**「正確で、美しい溶接」**が求められます。


🧰 安全と品質を両立する現場づくり

 

タンク製作の現場では、
安全対策と品質管理が常に両立されなければなりません。

仮設足場の上での作業や狭所での姿勢保持、
熱や火花との戦いの中で、職人たちは集中を切らさずに溶接を進めます。

「見えない部分こそ丁寧に」――
そんな意識が、完成後も長く安心して使えるタンクを生み出しています。


💬 現場の声から

 

「マンホール部はタンクの“顔”。仕上がりが全体の印象を決めるんです。」
「どんなに大きなタンクでも、細部まで手を抜かない。それがプロの仕事ですね。」

一見すると無機質な鉄の塊に見えるタンクですが、
実は職人たちの誇りと想いが詰まっています。
何十年と使われる設備だからこそ、一度の施工に全てを懸ける
それがこの仕事の本質です。


⚙️ まとめ

 

  • タンクのマンホール部は「顔」とも呼ばれる重要箇所

  • 高精度な溶接と確実な施工が求められる

  • 熟練の職人による技術が安全と信頼を支える

タンク製作は、ただの鉄加工ではありません。
信頼を形にする仕事です。

これからも、一つひとつの現場で技術を磨き、
確かな品質をお届けしていきます。

 

 

次回もお楽しみに!

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